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ハリポタを押しのけて、ヱヴァンゲリヲン再起動!……綾波&アスカもご来場!

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行列の中にはコスプレのファンも!
行列の中にはコスプレのファンも!

 1日、すべてが謎に包まれていた超話題作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が全国で初日を迎えた。新宿・歌舞伎町にある新宿ミラノ1にも、徹夜組を含めて、数多くのファンが集結。朝8時の初回上映を観るために、6時半の時点で約300人が行列を作った。

 当初『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』はシネマスクエアとうきゅうでの上映が予定されていたが、混雑が予想されるため、急きょ『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を上映している、キャパシティの大きい新宿ミラノ1に劇場を変更。この夏最大のヒット作を押しのける形で、生まれ変わった「エヴァンゲリオン」が再起動を果たした。

 映画が完成したのは、8月27日月曜日のこと。その後、主題歌を手掛けた宇多田ヒカルらごく一部の関係者に向けた内覧試写が行われた以外、この作品は誰の目にも触れることはなかった。もちろん、一般向けの試写はゼロ。それだけに、来場者の熱気は最高潮だ。劇場サイドの不手際もあり、入場列を作る際に、一部ファンと警備員が小競り合いをするシーンもあったが、いざ、整列が始まると、ファン同士が自主的に「はい、ちょっと下がって~」などと声をかけ、助け合っていた。

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 そんな熱狂的なファンの中に、人気キャラクターである綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーのコスプレイヤーを発見。終電に乗って駆けつけたという2人に話を聞いた。「キャラクターがとても個性的」とエヴァの魅力を教えてくれたのは、綾波レイにふんしたルリさん(20代・女性)。一方、アスカに成り切るミーさん(20代・女性)は「エヴァの機体がカッコいい」そうで、当然、アスカが操縦する“弐号機”が一番のお気に入りだとか。今回の映画版の楽しみについては「やっぱり、カヲル君!」と口をそろえていた。

 ちなみに、2人とも数種類ある特典グッズを集めるために、なんと10枚以上も前売り券を買ったそうだ。実は、この日は“映画サービスデー”で、当日料金は1000円だったが、多くの来場者は、事前に買い求めていた前売り券で入場していた。もちろん、上映が始まる時点で、1000以上ある客席はすべて埋まり、立ち見も出る超満員状態に。98分の本編が終了すると、場内からは割れんばかりの拍手が巻き起こっていた。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は新宿ミラノ1ほかにて全国公開

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』オフィシャルサイトevangelion.co.jp

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