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浅野忠信、海外記者に「なぜ、役名がいつもケンジなのか」を問われる!

第64回ヴェネチア国際映画祭

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(左から)浅野忠信、宮崎あおい、オダギリジョー
(左から)浅野忠信、宮崎あおい、オダギリジョー

 第64回ヴェネチア国際映画祭の第2コンペ部門、オリゾンティに選出された、青山真治監督の『サッド ヴァケイション』(9月8日公開)の公式上映が31日(現地時間)に行われ、主演の浅野忠信、石田えり宮崎あおい板谷由夏オダギリジョー光石研とよた真帆と主要キャストが勢ぞろいした。

 同作品は青山監督の代表作『Helpless』(1996年)と『EUREKA ユリイカ』(2000年)のキャラクターたちのその後を、北九州を舞台に描いたユニークな試み。上映後、記者会見を行った青山監督は「皆さんはお笑いになるかもしれませんが、ヴェネチアで改めて観てみたら(『サッド ヴァケイション』を)とても良い映画だと思いました」と自画自賛発言を連発した。

 一方、今やアジアを代表する俳優となった浅野には、香港の記者から「本作品も、タイ・日本合作の『地球で最後のふたり』も、いつも役名がケンジ(『サッド ヴァケイション』では健次)なのはなぜか?」というマニアックな質問が飛んだ。浅野は「自分でもなんでケンジをやっているのか不思議。でも同じく、ケンジを演じた『地球で最後のふたり』では、この映画祭の第2コンペ(当時はコントロ・コレンテ部門)で主演男優賞をもらったので、今回も良い結果が出ると思っています」と賞取りレースに意欲をみせた。

 しかし、当時のコントロ・コレンテからオリゾンティに変わった今は、最優秀作に与えられるオリゾンティ賞と、ドキュメンタリー作品を対象にしたオリゾンティDoc賞の2つのみで、個人を対象にした賞はない。験(げん)の良いの“ケンジ・パワー”がどこまで威力を発揮するか。9日の受賞結果に期待がかかる。

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