“最も愚かな方法で死んだ人”にバカな遺伝子を減らしたことを感謝する賞
アメリカにとても辛口なアワードがある。この賞は最も愚かな方法で死んだ人に対し、バカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから贈られるダーウィン・アワードという賞だ。ウェブサイトで展開されるこのブラックな賞がアメリカでは大人気。
とうとうジョセフ・ファインズやウィノナ・ライダーが出演する映画にまでなってしまった。共演者は、ほかにもジュリエット・ルイスなどなかなかのスターぞろい。
高層ビルのガラスは絶対に割れないと言い張りそのガラスに突っ込んでいったり、乗用車にジェットエンジンをチューニングして爆走したりする人たちなどノミネート対象者は粒ぞろい。
ジョセフふんする保険調査員は、ダーウィン・アワード候補になりうる要因の人間を保険適用外にすれば、年間約2200万ドルの損失を防ぐことができるという算段から、アメリカ中のダーウィン・アワード候補を探し出す。
そんな、バカなと思わせながらも、実は本当にアメリカには、こんな保険調査員がいるんじゃないの? と思わせてしまうほどのリアルさが笑いのツボを押しまくる。
日本でも、そのダーウィン・アワード候補を探し出すべく(?)、「史上最強のおバカ決定戦!!」と銘打って、一般の方におバカな映像を撮って投稿してもらう企画も立ち上がった。何と10万円などの賞金付きだが、ダーウイン・アワード候補にならないかちょっと心配?
日本一のバカを探せ!
filmo.tv
『ダーウィン・アワード』は正月からシネセゾン渋谷ほかにて全国公開
オフィシャルサイトdarwin-award.jp
ダーウィン・アワードウェブサイト(英語)
darwinawards.com