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日本の歌姫「歌詞の訳がまったく違うけど…」あの名曲の本当の歌詞を語る

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シャンソンの枠にとどまらずジャンルを問わない唄い手として活動する、クミコ
シャンソンの枠にとどまらずジャンルを問わない唄い手として活動する、クミコ

 激しい、燃えるような人生を送った歌姫を描いた映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』が公開された。エディットと同じシャンソン歌手であるクミコがイメージミニアルバム「クミコmeetsピアフ」の発売を記念して、公開初日にミニライブ付上映会を開いた。

 当日はあいにくの雨だったが、多くの人々が東京、有楽座に集まり、クミコはエディットの波瀾(はらん)万丈な人生や、歌手としての説得力について語った。

 そして名曲「あなた~の燃える手で~」で始まる「愛の讃歌」を歌ったクミコは、「映画をご覧になればお分かりいただけると思うのですが、この『愛の讃歌』は、とてもとても過酷な環境下で生まれたものです。原曲は直訳すると『あなたのためだったら黒髪を金髪にしましょう、あなたのためだったら祖国をも裏切りましょう』という熱烈な歌詞なんです。この曲が結婚式で歌われるくらい日本でも浸透しているのは、岩谷時子さんの『あなた~の燃える手で~』という歌詞のおかげで、これだけこの国で広がったのだから、ピアフさんも許してくれていることでしょう(笑)」と歌詞の訳が原曲とまるで違っていることを指摘していたが、かえってそれが日本での大ヒットにつながったということも付け加えた。

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 映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』は、パリ下町の貧しい家庭に生まれたエディット・ピアフが歌姫として名声を得、47歳でその燃えるような生涯を終えるまでの物語をドラマティックに、彼女の名曲とともに描く。

『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』はみゆき座ほかにて公開中
オフィシャルサイトpiaf.jp

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