“ハイスクール王子”、約2000人が狂喜乱舞する姿にドン引き!
4日、ミュージカル映画『ヘアスプレー』のジャパンプレミアが行われ、来日した主演のニッキー・ブロンスキー、ザック・エフロン、そしてアダム・シャンクマン監督が舞台あいさつに登壇した。
テレビ映画「ハイスクール・ミュージカル」の大ヒットで、一躍世界中のティーンの王子様的存在となったザック。まだ日本での認知度はそれほど高くないが、いち早く目をつけたファンが会場を埋め尽くし、大歓声で迎えた。
この熱狂的な歓迎に、「あちこち行ったけど東京が一番最高!」と感激しながら答えたニッキーとシャンクマン監督。対照的に、ザックはいささか面食らい気味。手を振るたびに沸き上がる歓声に戸惑ったような表情を浮かべていたが、次第に慣れてきたようで、「ぽっちゃりした女の子をどう思う?」と聞かれると、「トレーシーみたいな子は好きだよ」と王子様スマイルをさく裂。投げキッスをするなど王子の本領を発揮していた。
ところが、マジーの愛称でおなじみの振付師、真島茂樹が考案したオリジナルダンスを約2000人の観客とともに踊ることになると、ニッキーの後ろに隠れるように後列へ。その姿に会場から「ザック、踊って~!」と声が飛んだ。最後には観念したように踊りの列に加わったが、リズムに乗って手をたたくのみ。そんなシャイな感じにもファンは彼のとりこになっていた。
『ヘアスプレー』は、ブロードウェーで人気を博したミュージカルを映画化したもの。ダンスが好きな太めの女の子・トレーシーが、テレビ番組のオーディションに合格し、夢をつかむ姿を描いたシンデレラストーリー。トレーシーを演じたニッキーは、役柄同様、1000人のオーディションから選ばれたという超大型新人だ。
『ヘアスプレー』は10月20日から丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて全国公開
オフィシャルサイト hairspray.gyao.jp