妻夫木、加瀬が東京舞台に日仏韓合作に出演決定! 監督はミシェル・ゴンドリー
東京を舞台にした3人の監督による3つの物語からなるオムニバス映画 『TOKYO!』(仮題)で、ミシェル・ゴンドリー監督が描く『Hiroko and Akira in TOKYO』のキャストに藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋の出演が決まった。本作は日、仏、韓合作映画で公開は2008年。
『TOKYO!』(仮題)を撮る3人の監督は、『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー、『グエムル -漢江の怪物-』のポン・ジュノ監督、ジャン=リュック・ゴダールの再来と称される『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックス。
すでに、韓国の巨匠ポン・ジュノ監督の『Shaking Tokyo』 は撮り終えている。こちらも出演者は香川照之、蒼井優、竹中直人など日本を代表する役者が名を連ねている。
撮影は、ほかの2作同様『Hiroko and Akira in TOKYO』もそのほとんどが東京で行われる。ゴンドリー監督は「日本のキャスト、スタッフと仕事ができることを本当に楽しみにしています。キャスティングに関しては、今までの自分の作品の中で“最高のキャスト”が実現して、とても満足しています」と東京での撮影に期待を寄せていた。
また、キャストに抜てきされた藤谷文子はゴンドリー監督の大ファンで「大好きな監督です。あの世界に自分が入るということを思うともうすでに完成が楽しみ」と興奮を隠せない様子。すでに国際俳優として活躍している加瀬亮も「ミシェル・ゴンドリー監督と仕事するにあたって監督は愉快な人なので、楽しみにしています」と語っていた。
『Hiroko and Akira in TOKYO』は、売れない映画監督の彼について、地方から東京へやってきた女性が、自分自身の目的のなさを実感する。そんな彼女がある日、気がつくと肋骨の一部が木になってきているというシュールな物語だが、ゴンドリー監督が本作で本当に描きたいのは、仕事中心の現代社会を生き抜くのに必要であろう“本能”を持っていないある若い女性の繊細な人格だそうだ。
海外の第一線で活躍する監督たちに東京はどのように映るのだろうか。
映画 『TOKYO!』(仮題)は2008年公開
ミシェル・ゴンドリー作品:『恋愛睡眠のすすめ』
ミシェル・ゴンドリー作品:『ブロック・パーティー』
ミシェル・ゴンドリー作品:『エターナル・サンシャイン』
ミシェル・ゴンドリー作品:『ヒューマンネイチュア』