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押井守、「上映されるのは当然、ざまーみろ」と自信たっぷり

第20回東京国際映画祭

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「ざまーみろ」と笑みを浮かべる押井守監督と、右は佐伯日向子。
「ざまーみろ」と笑みを浮かべる押井守監督と、右は佐伯日向子。

 21日、第20回東京国際映画祭にて「日本映画・ある視点」部門の『真・女立喰師列伝』がTOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、押井守監督と佐伯日菜子安藤麻吹藤田陽子、そして兵藤まこら総勢9人が舞台あいさつに登場した。

 総勢9人によるあいさつのトリを飾った押井監督は、何と東京国際映画祭初参加だった。「この作品が東京国際映画祭に呼ばれるなんて全然考えていなかったし、そういう映画でもないと思っていた。でも、前作の『立喰師列伝』でヴェネチア国際映画祭に行ったし、考えてみたらこういう映画でこういう舞台に出るのは当然である、ざまーみろという気分であります(笑)。映画はそういう気分で作るものだし、そういう気分でこの映画を観てほしい」と押井節をさく裂させていた。

 しかし、この場にいなかったのにもかかわらず、一番存在感を発揮していたのは、神谷誠監督の「歌謡の天使 クレープのマミ」に主演したゆうこりんこと、小倉優子だったかもしれない。神谷監督が「残念ながら、姫はコリン星に行っており、皆さんの前に来ることができませんでした」と語ると、監督やキャストも含め会場がドッと笑いに包まれた。さらに、通訳の女性が“こりん星”のことを“プラネットコリン”とまじめに英訳し、それに気が付いた会場の観客からは苦笑まじりの笑い声が起こった。神谷監督も「プラネットコリン! 何か英語にすると格好いいな」とその響きがすっかり気に入ったようで、思いもかけないところで目立ったしまったゆうこりんだった。

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 本作は、立食いによる無銭飲食をなりわいとする架空の仕事師“立喰師”の女性たちを主人公にした6つの短編からなるオムニバス映画で、6作品中2作品を押井が監督し、4作品を押井がその実力を評価する若手クリエーターたち(神谷、神山健治辻本貴則湯浅弘章)が監督している。

東京国際映画祭オフィシャルサイト tiff-jp.net
『真・女立喰師列伝』は11月10日より渋谷シネクイントほかにて全国公開
オフィシャルサイト deiz.com

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