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女の幸せは仕事か結婚か…やっぱり出産?それとも愛人?口コミから大ヒットした映画

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『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』より
『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』より - (C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX

 2007年、アメリカのサンダンス国際映画祭をはじめ各国の映画祭で大絶賛され、多くの女性に共感を得た映画がある。少数館での公開が口コミで評判になり、全米ボックスオフィス・トップ6にまで登り詰めた映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』だ。

 ヒットの秘密は、女性であれば、誰もがいつかは、人生の岐路に立たされるであろう仕事、出産、結婚の選択肢をどう選ぶことで幸せになれるのかという素朴な疑問に対する答えを映画を観ながら考えることができるというところにある。

 本作のエイドリアン・シェリー監督自身も家事と仕事を両立してきた女性。残念なことにこの映画の公開時には亡くなられていたが、この映画のリアルな心理描写は女性ならではのもの。

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 女性の成長物語として、大ヒットした『プラダを着た悪魔』は、都会の華やかな出版社で働く女性を描いていたが、映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』の主人公は、田舎のレストランで働き、夫のために早く家に帰って家事をするとういう、絵空事ではなく、等身大の女性を描いているというところからも多くの女性の共感を得られたことが分かる。

 いままで、ハリウッドが描いてきた女の自立を描く映画の主人公は、気も強くキャリアを身につけることに必死だったのだ。

 だが、映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』の主人公は、夫が自己中心的でもただひたすら耐えて、黙って笑顔でやり過ごすという、日本女性にも通じるところがある。アメリカの女性だけでなく日本の女性にも共感を呼びそうだ。

 もしかすると、対極ではあるが大ヒットした『プラダを着た悪魔』を超えるほど、多くの女性の共感を呼べる女性映画なのかもしれない。それは、女性の自立と言うよりは、女性の幸せを追求する映画に仕上がっているからだ。

『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』は11月17日よりシャンテシネほかにて全国公開
オフィシャルサイトmovies.foxjapan.com
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