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堤真一、阿部寛、椎名桔平とニコラス・ケイジの共通点は!?

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平成映画界きってのダンディー3人衆
平成映画界きってのダンディー3人衆

 22日、新宿ミラノ座で映画『魍魎の匣』の初日舞台あいさつが行われ、主演の堤真一阿部寛椎名桔平田中麗奈原田眞人監督、そして原作者の京極夏彦が登壇した。場内は立ち見も含め1000人を上回る観客で埋め尽くされ、ダンディーな堤、阿部、椎名の3人が登壇すると、客席からは黄色い歓声が沸き起こった。

 くしくもこの3人が東京オリンピックベイビーであることを明かした椎名。同時期に公開されたハリウッドの超大作映画『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』主演のニコラス・ケイジも同い年であることに言明。「ニコラス・ケイジには絶対負けません!」と決意表明し、映画の出来栄えに自信を見せた。

 一方、それを聞いた京極は「妖怪関係の兄弟子・荒俣宏(妖怪評論家)が『ナショナル・トレジャー』を推しているので言いにくい中ではあるが、そちらを観たついでに『魍魎の匣』も観ていただきたい」と控えめなコメント。2作品の間に潜む、複雑な関係をのぞかせていた。

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 なお、この日は堤と椎名がビシッとスーツでキメていたのに対し、阿部はカジュアルなジーパン姿だった。登壇前に同い年の堤から「その格好はどうなの?」と注意されたという阿部は、これまた複雑な表情を見せていた。

 『魍魎の匣』は、500万部を超える売り上げを誇る、京極の大ベストセラーシリーズを映画化したもの。戦後間もない東京を舞台に美少女誘拐事件、不幸を“ハコ”に封じ込める教団、巨大なハコ型建物の3つの事件にかかわる“ハコ”に隠された恐るべき謎を古書店「京極堂」の店主・中禅寺(堤)が解き明かす物語。

映画『魍魎の匣』は松竹・東急系にて全国公開中
オフィシャルサイト mouryou.jp

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