トム・クルーズ、うそで固めた伝記本の出版は認めない
今月後半に発売される予定の、トム・クルーズの人生をつづった伝記本について、長年クルーズの弁護士を務めるバート・フィールド氏が「古臭いうそに満ちた、ばかげた内容」と一蹴した。この本「トム・クルーズ:アン・アンオーソライズド・バイオグラフィー」はクルーズの公認を得ていないもので、イギリス人作家のアンドリュー・モートンによる著作。
本の内容には、クルーズがサイエントロジー教会第二の実力者であり、元妻のニコール・キッドマンは離婚後、もしも自分がサイエントロジーについて語ったら子どもたちに会えなくなると恐れていた、などと書かれている。モートンは1992年にダイアナ元皇太子妃の人生をつづった本を出版したことで知られているが、以後もクリントン元大統領との不倫騒動を起こしたモニカ・ルインスキー氏や、マドンナ、ベッカム夫妻などについての本を出版し、セレブたちの怒りを買っている。フィールド弁護士によると、クルーズはこの本を読むつもりはないそう。