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2つのアカデミー賞を手にする?まさに女王!ケイト・ブランシェット

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『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 - (C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.

 第80回アカデミー賞のノミネートの発表で2部門にノミネートされたケイト・ブランシェットに今、注目が集まっている。

 ブランシェットは映画『アイム・ノット・ゼア』で助演女優賞、映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』で主演女優賞と主要部門2つにノミネートされている。『アイム・ノット・ゼア』では女性でありながら、男性のボブ・ディランを本物と見間違うほどの演技力で見せつけた。そして『エリザベス:ゴールデン・エイジ』のブランシェットは女性のエリザベスが政治的なことへの葛藤(かっとう)を乗り越え、女王としてイギリスの黄金時代を築くまでを鬼気迫る力強さで演じ切った。(この映画のフォトギャラリーはこちら)

 ブランシェットは映画『アビエイター』で一度、アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。そして、昨年も映画『あるスキャンダルの覚え書き』で助演女優賞にノミネートされている。また、先ごろ発表された今年のゴールデン・グローブ賞では、見事『アイム・ノット・ゼア』で助演女優賞を受賞した。

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 しかし、よく見るとどれも“助演”ばかりだ。そろそろ主演女優賞を獲得してもいいのでは?……ブランシェットほどの実力とキャリアの持ち主であれば、誰もがそう思っているだろう。

 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』での演技は、まさにハリウッドの女王ともいえるブランシェットにとって主演女優賞をとるにふさわしい映画。そして、数々の映画賞で評価の高い『アイム・ノット・ゼア』での演技も捨てがたい。もしかして、2部門で受賞するというような快挙も、十分ありえる。

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』は2月16日、日比谷スカラ座ほかにて公開
elizabeth-goldenage.jp

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