コーエン兄弟、『ノーカントリー』で全米監督協会賞受賞
第60回全米監督協会賞が発表され、映画『ノーカントリー』のジョエル・コーエンとイーサン・コーエン監督が最優秀監督賞を受賞した。2人組が受賞するのは1961年の映画『ウエスト・サイド物語』のロバート・ワイズとジェローム・ロビンズ監督以来。イーサンは、それぞれに手渡された盾を受け取りながら「へえ、2つもらえるんだ」とコメント。ジョエルは、オフィス内に獲得した盾やトロフィーを飾っている場所があることを述べ、「二人のエゴ・コーナーと呼んでいます。イーサンは落ち込むとそこに行き、1、2時間かけてそれらを磨くんです。これはあらゆる意味で大きい賞なので、彼も磨きがいがあるでしょう」とコメントした。