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山田洋次監督に鶴瓶が難クセ? 「けったいな名前やなぁ」

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左から、山田洋次、佐藤未来、吉永小百合、志田未来、笑福亭鶴瓶
左から、山田洋次、佐藤未来、吉永小百合、志田未来、笑福亭鶴瓶

 26日、丸の内ピカデリーで映画『母べえ』の初日舞台あいさつが行なわれ、主演の吉永小百合浅野忠信檀れい笑福亭鶴瓶志田未来佐藤未来、原作者の野上照代、そして山田洋次監督が登壇した。

 吉永は超満席の客席に「一生忘れられない大切な思い出になりました」と感無量の涙を見せた。主演作がアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされる、『母べえ』は、来月のベルリン国際映画祭で公式上映されることが決まるなど、うれしいニュースが立て続きの浅野は、山田監督の横で「改めて、この作品でとんでもない人たちと仕事をしたんだと実感しています」と喜々とした表情で話して、いつも以上に存在感を放っていたのが印象的だった。

 「こんな素晴らしい映画に出させてもらって、ものすごく責任感じまして……」と自ら“宣伝部長”を買って出たのは鶴瓶。「最初、映画のタイトルを聞いたときは、『母べえ』って、えらいけったいな名前やなぁ、と思ったんですわ。しかし今日の初日を迎えて、すてきな名前やな、あったかい雰囲気があるな、と実感しました。皆さんも、お母さんを“母(かあ)べえ”、お父さんを“父(とう)べえ”、お兄さんのことは“つるべえ”と呼んでいただきたんですわ」とうまいことPRをして、客席を沸かせていた。

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 山田監督は最後に「野上さんの古い友人がこの映画の試写を観て手紙をくれた中に“小さな茶の間を、大きな時代が通り過ぎていくようだった”とあってね。この映画をズバリと言い当ててくれたんです。映画とは、観る人に教えられることによって、われわれ作り手が気付かされるというもの。あんな時代に戻ることを誰が望むものでもありませんが、皆さんそれぞれが家路につく道中に、この映画を観て感じたことをもう一度思い起こしてもらえればうれしいですね」と締めくくった。

 『母べえ』は、激動の昭和という時代の中で、母と娘が明るく懸命に生きる姿を描いた作品。

映画『母べえ』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中
オフィシャルサイト kaabee.jp

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