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香港スターが衝撃告白!「魔裟斗にガチンコ勝負を要求したら、パンチが入って気絶」

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イタカッタヨ……
イタカッタヨ……

 映画『ドッグ・バイト・ドッグ』など、ハードボイルドな男の世界を描く香港の鬼才、ソイ・チェン監督の最新作、映画『軍鶏 Shamo』に主演したショーン・ユー。両親を殺し少年院で壮絶ないじめを受けた少年が、自分を捨てて狂気に満ちたファイターへと変身していく姿を鬼気迫る演技で表現したショーンに、作品への想いを語ってもらった。【関連写真はこちら】

 本作の主人公である成嶋のキャラクターに、今までにない魅力を感じたというショーン。優等生タイプの人物を演じることが多かった彼にとっては、まったく新しい挑戦だったのではないだろうか。「これまで自分が演じてきた役柄を見てみるとイメージを壊したように思われるかもしれないけど、僕はそう思ってないんだ。この成嶋という役柄は、やっていることは恐ろしいかもしれないけど、すごく大胆で人間的。演じがいのある役柄だと思ったよ」。

 現場では、仲良しのスタッフからも距離を置かれていたほど、役に没頭していたという。作品への思いは強く「いい作品作りのためなら……」と少年院での壮絶ないじめシーンから迫力のファイトシーンまで、すべてを自分でこなし、一度もスタントを使うことはなかった。

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 リアリティーの追求といった点では、ソイ・チェン監督も同じだ。香港の若手スターであるショーンと、格闘家である魔裟斗とのファイトシーンを1日16から18時間ほとんど休みなく撮影し続けた。そんな過酷な撮影を振り返りながら、「あまりのつらさに意識がもうろうとなっていて、このまま監督殺して逃げちゃおうか……って考えちゃいました。リアル、リアルって言いやがって! って気持ちになりましたね(笑)」。

 共演した格闘家の魔裟斗に対しても「手加減しないでくれ」と頼んだというショーン。何と映画のなかで倒れているシーンでは、本当に気絶していたのだという。「映画の中で、魔裟斗さんのパンチをもろに食らって、成嶋がゆっくりと崩れ落ちるシーンがあるんです。そのシーンは一発OKだったのですが、僕はそのとき本当に気絶してたらしくて……。ピクリともしなくなった僕に、全員があせりまくってたみたいです(笑)」

 ここまでくると、まさに役者バカの領域に達してしまう。映画『頭文字[イニシャル] D THE MOVIE』のころはアイドルのようだったショーンは、いつの間にか役者の顔になっていた。

 役者ショーンの気迫によって作られた本作は、まるでリングサイドで試合を観ているように錯覚してしまうほどのリアルな感覚にとらわれる。ショーンが、新境地を切り開いた『軍鶏 Shamo』をぜひ劇場に観にいってもらいたい。

映画『軍鶏 Shamo』は5月3日より新宿トーアほかにて全国公開
オフィシャルサイト shamo-movie.jp

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