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妊娠中のジェシカ・アルバに電話でインタビュー!「出産したら何年か休むかも…」

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「ヒースの死はとても残念ね…」ジェシカ・アルバ
「ヒースの死はとても残念ね…」ジェシカ・アルバ

 アジアンホラー・ブームを巻き起こした双子の映画監督、オキサイド・パンダニー・パンの映画『the EYE[アイ]』がアメリカでリメイクされた。今回、その主演女優で、先日妊娠が発覚したジェシカ・アルバに、この映画についていろいろと電話でインタビューした。

Qこの映画はどれくらいの期間撮影しましたか? また撮影中の際にハプニングはありましたか?
(ジェシカ・アルバ)ほぼ3か月くらい撮影したの。共演者のアレッサンドロ・ニヴォラと撮った車のシークエンス(音響なしのシーン)は、車内でビートルズの曲を目いっぱいかけて一緒に歌ってたわ。スタッフも一緒にイヤホンで聞いていたほどよ。でもそれとは逆に、わたしのバイオリンがあまりにひどかったから、そのときはスタッフが耳栓してたわ(笑)。

Qこの役のために、どんな役作りをしましたかか?
(ジェシカ・アルバ)ロサンゼルスとニュー・メキシコにある盲目患者の施設で、これから社会に適応するために学んでいた盲目の人たちと一緒に過ごしたわ。ステッキで歩いたり、自分の回りにある物にラベルを貼ったり……そういった訓練を自宅に戻ってもずっとやり続けたの。

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Qこの映画では、バイオリニストを演じているわけですが、どれくらい練習されたのですか?
(ジェシカ・アルバ)はっきり言って、バイオリンの方が盲目役より難しかったわ。特にソロ奏者だと、かなり卓越した人でないとダメみたい。奏者の中で、小さいころから始めて、1日何時間も練習している人たちでさえもソロ奏者になれず、オーケストラの一人として演奏している人たちが結構いるくらいだから。そのため、観客にソロ奏者を演じるために、真実味を持たせる必要があって、わたしは半年くらい練習したわ。

Qもし五感のどれか一つを失うとしたら、どれがあなたにとって一番つらいですか?
(ジェシカ・アルバ)やっぱり目を失うことだと思うわ。ずっと目で見ることが普通だったし、これから生まれてくる子どもの顔だって見たいしね。

Qもしオリジナルの香港版と同じような体験や恐怖が味わえるとしたら?
(ジェシカ・アルバ)どちらかと言うと西洋人が考えるゴーストで、東洋の文化になじみの深い霊的なことや神秘的な扱いはしてないの。ただゴーストを見て気が狂ってしまいながらも、対処しなければならない設定は似ていると思うわ。

Qあなたがこれから一緒に仕事をしたいと思っている人はいますか?
(ジェシカ・アルバ)ほとんど全員よ。特に、デヴィッド・O・ラッセルバズ・ラーマンメリル・ストリープダニエル・デイ=ルイス。ほかにも仕事を一緒にしたい人はもっとたくさんいるわ。今は個人的にインディーズ映画の志向が強くて、コマーシャル映画と両立させてやりたいと思っているの。仮に映画館で公開されないような映画でも、リスクを背負ってでも挑戦してみたいわ。

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Qあなたと同じ世代の俳優ヒース・レジャーが最近亡くなったのですが、そのことについて何かあなたにもたらした影響はありますか?
(ジェシカ・アルバ)本当に大きな損害だと思う……。俳優は常に人目にさらされているけれど、個人的には、彼の死因が何であるかを追求するより、彼の家族の心配をして、彼のご冥福を祈るべきだと思うわ。

Q今後子どもを出産することで、あなたのキャリアにどんな変化があると思いますか?
(ジェシカ・アルバ)自分を必要としている誰かがいるときは、自分勝手なことは許されないから、当然もっと厳しく映画を選択することになると思うの。ひょっとしたら何年か休暇を取るかもしれないかもね。

新作映画『ザ・アイ』(原題)は今週からアメリカで公開される。
(取材・文:細木信宏 シネマトゥデイ)

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