33歳だけど…白雪姫?シンデレラ?ディズニープリンセスの本音を聞く
全米でメガヒットを記録した『魔法にかけられて』ではゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、一躍、注目度が増したエイミー・アダムス。演じるヒロイン、ジゼルはディズニー・プリンセスの集大成という感じだけあって、彼女はインタビューの際、過去のプリンセスへの思いや本作への影響を打ち明けてくれた。
「ジゼルがニューヨークのマンホールから出てくると、次々と交通事故が起きるシーンがあるでしょう? あそこで驚いた彼女のアップになるんだけど、その瞬間の目を見開いた表情や手の動きは、監督がストーリーボードに描いたとおりなの。その動作自体は『白雪姫』から引用されたらしいわ。わたし自身が好きなディズニー・プリンセスは『シンデレラ』ね。貧しい環境に生まれながら、どんなことだってできるというメッセージを体現しているから。多くの可能性を感じられるもの。プリンセスを広い意味でとるのなら、現実に存在してほしいのは、強さと女性らしさを併せ持った点で『メリー・ポピンズ』かしら。あとは『リトル・マーメイド』のアリエルかな。彼女はおてんばだから、いい友だちになれそう。貝殻を貸し借りしたり、髪を編み合ったりしたいわ(笑)」
現在33歳のエイミーだが、こんなセリフを堂々と口にできるのも、彼女自身に“永遠のプリンセス”の心が宿っているからだろう。もしかしたら『魔法にかけられて』での名演技も、自分の地(じ)を出しただけだったかも!? (取材・文:斉藤博昭)
『魔法にかけられて』は3月14日より全国にて公開
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