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『ランボー 最後の戦場』ヒロインが激白!スタローンは「常にベストを尽くせ!」と喝!

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『ランボー 最後の戦場』ヒロイン、ジュリー・ベンツ
『ランボー 最後の戦場』ヒロイン、ジュリー・ベンツ - (写真:細木信宏)

 前作の映画『ランボー3/怒りのアフガン』から20年、ついにシルヴェスタ・スタローン演じるジョン・ランボーが帰ってきた! その新作映画『ランボー 最後の戦場』で相手役のサラを演じたジュリー・ベンツに、この映画やスタローンについて聞いてみた。

 少女時代にスケート選手として活躍していたことのある彼女は、どのようなトレーニングをこの映画のためにしたのかを聞くと、「脚本を渡されたときに、わたしの走るシーンが多かったの。特に筋肉を付けたりする必要はなかったけど、30度を超える気温の中で、丘を走って登る訓練を1日20回やってみたの。どんな状況下でも疲れないようにね」と話してくれた。

 今作では何と4役(監督、脚本、俳優、プロデューサー)もこなし、驚いたことに、撮影中に死の脅迫を受けたというスタローンについて「彼がわたしたちに最初に話してくれたことは、わたしたちは永久に映画として残される。だから、2週間後、2か月後、あるいは2年後に後悔するようなことはするな! 常にベストを尽くせ! ということだったの。だから撮影中はずっと緊張感があって、一度に7台のカメラが回っていたこともあったわ。それに60代の彼が、誰よりも早くセットに来て、誰よりも遅く帰り、その上夜中に脚本を書き直したりするのよ。誰もつらくても文句を言う人はいなかったわ! 本当に彼の体力に脱帽したわよ! けれど一番驚いたのは彼がユーモアあふれる人だったこと。よくほかの人が彼の悪いモノマネをやるでしょう。でもそれを自分でやってみせたりしてたわ」とスタローンの意外な一面を語ってくれた。

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 またミャンマーの内戦について「世界で最も長く続いている内戦であるにもかかわらず、欧米のジャーナリストの間では、あまり報告がされていないの。この映画は、これまでのランボーの映画もそうだったように、メッセージが隠されているの。それは、ミャンマーで何が起きてるかをわたしたちに伝え、残虐な暴力を明らかにしているわ」と述べた。ちなみに彼女は、ミャンマーのチャリティー活動に参加しており、その言葉には重みが感じられた。

 『ランボー 最後の戦場』はタイとミャンマーの国境で60年間の内戦が続いている最中、山奥で孤独な隠居生活を送っていたランボーに最後の戦いが訪れる。それは、たった一人の軍隊と呼ばれたランボーが、軍事政権下のミャンマー軍に拉致されたキリスト教の宣教師たちを取り戻すために、米国政府の傭兵部隊らとともにナイフと弓矢だけで、残忍な殺りくを繰り返す敵に立ち向かう。撮影はタイで3か月行われ、今週アメリカで公開される。(取材・文:細木信宏 シネマトゥデイ)

映画『ランボー 最後の戦場』は5月下旬、日比谷スカラ座ほか全国東宝系にて全国公開
オフィシャルサイトrambo.gyao.jp

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