米アカデミー賞も公認!ネットで応募できるショートフィルムにジョージ・ルーカスも興味津々!
17日、都内で「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2008」開催に関するプレス向けの説明会が行われ、同フェスティバル実行委員会代表を務める俳優の別所哲也、そして今回唯一のオンライン企業としてパートナーシップを結んだマイクロソフト株式会社、MSNメディアネットワークのエグゼクティブプロデューサー、ショーン・チュウが出席した。
1999年に産声を上げ、今年で10周年を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル」は国内外の優れたショートフィルムを紹介するアジア最大級の短編映画祭。初年度からあのジョージ・ルーカスが応援メッセージを寄せるほか、2004年には、アメリカのアカデミー賞公認の映画祭としてお墨付きも得る由緒正しいイベントへと発展した。
アカデミー賞で公認されているということは、本フェステバルから推薦された作品は、アカデミー賞短編映画賞にノミネートされるための作品としてエントリーされるということになる。アカデミー賞は、自らが申し出てエントリーできるものではないので、映画業界で名前を売りたい人にとってこれは願ってもないチャンスとなる。
そんな「ショートショート フィルムフェスティバル」に今回から新設されるのが、MSNの動画サイト利用し、自分が作った短編映像をアップロード(※)できる「オンライン部門」だ。映像投稿がより身近になった昨今、誰もがクリエーターとして参加できるのはもちろん、投票によって賞の行方を左右する審査員にもなれるというまさに新時代の短編コンテストといえそうだ。また、「オンライン部門」の優勝者には、賞金60万円と賞品も用意されている。
「20世紀に発達した映画が、21世紀に入り、インターネットとともに新たな道を歩んでいくはず」と力説した別所。今回の試みが、さらにショートフィルムの可能性を広げることに期待している様子だった。(※SoapboxというMSNビデオの投稿機能を利用してアップロードする)
ジョージも映画『スター・ウォーズ』シリーズで成功を収める前は、優れたショートフィルムを数多く作ることで実力を磨き、評価を固めていった。今回のコンテストから、明日のヒットメーカーが生まれるかもしれない。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2008 MSNビデオアワード」サイト
msnva.jp