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浅野忠信、菊地凛子から花束受け取り感無量!

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満面の笑みで花束を受け取る、浅野忠信と菊地凛子
満面の笑みで花束を受け取る、浅野忠信と菊地凛子 - (c) 2007 CTB FILM COMPANY/ANDREYEVSKY FLAG FILM COMPANY/X FILME

 13日、新宿バルト9にて映画『モンゴル』のジャパンプレミアが開催され、主演の浅野忠信と、浅野をアニキと慕う菊地凛子が登壇した。第80回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた本作は、当初の予定をはるかに超える200スクリーンでの全国公開となり、菊地から花束を受け取った浅野は感無量といった表情だった。

 ノミネート前は日本公開が決まらず不安だったと語る浅野だが「こうして皆さんに観ていただくことができて、とてもうれしく思う」と語った。ドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作と、さまざまな人種が入り混じった撮影環境だけに食事のスタイルがそれぞれ違い、ロシア人は1人ずつスピーチをし、モンゴル人はアカペラで歌を歌うなど日本では考え付かない食事風景だったという。モンゴル人スタッフから歌を聴かせろと言われた浅野は「翼をください」を歌ったが、「あまり注目されませんでしたね」と寂しいエピソードを明かしてくれた。

 アカデミー賞のレッドカーペットを歩いた浅野は「凛子ちゃんとは置かれた状況が違って、何かあったら監督にお願いしよう」と思っていたそうだが、たくさんのファンや関係者から祝福されたときに、改めて「みんなに喜んでもらえる作品」なんだと実感が沸いてきたそうだ。映画『バベル』で助演女優賞にノミネートされ、アニキよりも先にレッドカーペットを歩いた菊地は「浅野さんは存在自体魅力で、まさに映画の神様」とほめ殺し、「共演のお話があったら絶対にご一緒したい!」と抱負を語った。最後に浅野は観客に向かって「決してあきらめることなく、自分の大切なものを大事に生きていく人を描いた作品です。決してあきらめないという気持ちを受け取ってもらえたら」とメッセージを送り、ジャパンプレミアを締めくくった。

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 映画『モンゴル』は総製作費50億円をかけて、ロシア人のセルゲイ・ボドロフ監督が浅野を主演にモンゴルを統一したチンギス・ハーンの人生を、壮大なスケールで描いたエンターテインメント超大作。

映画『モンゴル』は4月5日より丸の内TOEI 1、新宿バルト9ほかにて全国公開
オフィシャルサイト mongol-movie.jp

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