エイドリアン・ブロディ、ダリオ・アルジェント監督作へ出演
エイドリアン・ブロディが、ダリオ・アルジェント監督の新作映画『ジャッロ』(原題)へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。作品は、アメリカ人客室乗務員がイタリア人捜査官と組んで、彼女の誘拐された妹を探すスリラーだ。
タイトルの“ジャッロ(Giallo)”はイタリア語で「黄色」という意味で、妹を誘拐した「黄色(Yellow)」と名乗る連続殺人犯の名前と、1970年代にイタリアでブームとなった連続殺人を軸にしたスリラー作品の総称という2つの意味がある。1970年代から活躍してきたアルジェント監督のルーツに戻ったような作風であることから、世界中のファンが期待を寄せている作品だ。
ヴィンセント・ギャロや、レイ・リオッタ、監督の娘で女優のアーシア・アルジェントなどが立て続けに降板したものの、映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のエマニュエル・セニエと映画『スネーク・フライト』のエルサ・パタキの出演が確定し、5月からイタリアのトリノにて撮影が行われる予定とのこと。
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