綾瀬はるかはオヤジキラー!? 三谷監督も思わず特別扱いに…!
14日、六本木ヒルズアリーナで映画『ザ・マジックアワー』のジャパン・プレミアが行なわれ、佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、小日向文世、寺島進、戸田恵子、伊吹吾郎、そして三谷幸喜監督がタキシードとドレスの正装でレッドカーペットを歩いた。
「佐藤浩市がトランポリンで上下運動を繰り返す姿、妻夫木聡のピッタリ分けた7:3の頭、妖艶な深津絵里、コケティッシュな綾瀬はるか、髷(まげ)をしていない伊吹吾郎、まるでイギリス人のように歩く寺島進、かなり妖艶な戸田恵子、これらをいったい誰が想像したでしょうか。今まで誰も観たことのない映画ができた。でも小日向さんはいつもどおりです(笑)」と自信たっぷりの三谷監督。 【関連作品の写真はこちら】
その言葉どおり、本作では人気俳優たちの多くがイメージとは違うキャラクターで登場しているのが見どころのひとつ。しかし、綾瀬はるかは素の魅力のままでOKだったようだ。
「撮影現場は……なごやかでした」「三谷監督はとても細かくいらっしゃって」と独特な間(ま)でニコニコしながら話す綾瀬について、父親役を演じた伊吹吾郎は「撮影に行くたびに綾瀬さんの笑顔を見られて、本当にこの映画に出られてよかった」とすっかりそのかわいらしさにノックアウトされたようで、隣の寺島進に「オヤジ!オヤジ!」とからかわれていた。
また、三谷監督の作品は、必ず長回しの撮影があるが綾瀬の出演場面にはなかったことについて「綾瀬さん見ていると長回しはかわいそうかなって(笑)、だから細かくカットを割らせていただきました」と監督。伊吹にかわいがられ、三谷監督からは特別待遇を受ける(?)など綾瀬の意外なオヤジキラーぶりが発覚した会見だった。
映画『ザ・マジックアワー』は、架空の港町「守加護(すかご)」を舞台に繰り広げられるコメディ。暗黒街のボスを演じる西田敏之のほか、鈴木京香、中井貴一、唐沢寿明、香川照之なども顔を見せる豪華なエンタテインメント作品だ。
映画『ザ・マジックアワー』は6月7日全国東宝系ロードショー
オフィシャルサイト magic-hour.jp
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