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でたっ!決定的無重力の瞬間!隼人は吐く、春樹は喜ぶ、ビールは玉に!

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無重力状態でなぜかビールを飲む市原隼人と角川春樹
無重力状態でなぜかビールを飲む市原隼人と角川春樹

 20日、文化放送にて、映画『神様のパズル』の記者会見が行われ、主演の市原隼人角川春樹エグゼクティブ・プロデューサーが登壇した。この日、市原と角川氏は、宇宙をテーマにした本作にちなみ、遠州灘沖高度2万5000フィートの上空で無重力状態を体験。ヒット祈願を行ったのち、羽田空港から会見場に直行した。【関連作品の写真はこちら】

 会見の冒頭、その時の様子を収めた映像が流されたのだが、そこに映っていたのは、「(無重力でヒット祈願するなんて)どう考えてもおかしいだろっ!」と吐き捨てる市原と、「前からやってみたかったんだよね。ただ、面白いこと考えたと思うけど、映画のPRになるのかどうか」と満面の笑みを浮かべる角川氏。2人はその後、航空機に乗り込み、パラボリックフライトと呼ばれる飛行法によって無重力状態を体験するのだが、その瞬間がやってくると、市原は「うわっ、浮いたっ!!」とものすごく真剣に驚き、浮いたままなぜか前転。自然と身体が回ってしまうのだそうで、飛行機内をクルクルと回り続ける市原のその横で、角川氏は心底楽しそうにニコニコと満面の笑顔。ヒットを祈願して、ビールで乾杯しようとするが、グラスを動かすと中のビールが玉状になってプカリプカリと飛んでいってしまうなど、かなりシュールな映像が続き、その滑稽な映像の連続に会場に集った報道陣は一同大爆笑となった。

 一方、高所恐怖症だという市原は、無重力体験を振り返って「もう勘弁! 人生で一番苦しかったですね。2度とやりたくないです!」とキッパリ。「(無重力の前に2Gを体験するので)最初はすごく重くなって、その後すごく軽くなるんです。そのギャップがすごくて気持ち悪くなっちゃって。(無重力を体験した)3回とも吐きました」とグッタリした様子を見せていた。その隣で、角川氏は「ハイになって、気持ちよかったですね。またチャンスがあったら、今度は1時間でも、2時間でもやりたい」とかなりお気に召した様子。その対照的な反応に、会場からは笑いが漏れていた。

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 映画『神様のパズル』は角川氏が獄中にいたとき、機本伸司の同名小説を読み、「究極の青春映画を撮りたい」と映画化を決意したというラブコメディ。落ちこぼれの大学生(市原)と天才少女(谷村美月)が、“宇宙創世”の謎に挑む姿を、三池崇史監督がコミカルに描く。

映画『神様のパズル』は6月7日より全国東映系にて公開
オフィシャルサイト kami-puzzle.com

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