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四川大地震にジョン・ウー監督も協力を惜しまず!

第61回カンヌ国際映画祭

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左から、トニー・レオン、リン・チーリン、チャン・フォンイー、ヴィッキー・チャオ
左から、トニー・レオン、リン・チーリン、チャン・フォンイー、ヴィッキー・チャオ

 中国映画人による四川大地震救済の輪が広がっている。現地時間19日に行われた、アクション大作映画『レッドクリフ』のPR記者会見で、ジョン・ウー監督が、同作品の収益の一部を義援金として被災者に送ることを明かした。【関連作品の写真はこちら】

 同作品は日本・中国・台湾・韓国合作で、製作費100億円の超大作。主演のトニー・レオン、金城武、ヴィッキー・チャオそして日本から参加する中村獅童が加わり、アジアのトップスターたちが集結している作品となっている。

 映画『男たちの挽歌』シリーズや、映画『フェイス/オフ』などで知られるジョン・ウー監督が得意とするアクションシーンがふんだんに盛り込まれていることから予算がオーバーし、ジョン・ウー監督が10億円の私財を投入したことでも話題となっている。本来ならジョン・ウー監督自身が救済してほしいところかもしれないが、やはり同じ中国人としては黙ってはいられなかった。ジョン・ウー監督は会見で「この作品でわたしは、きずなや団結力、友情を描きたかった。今回の地震のようなピンチなときだからこそ、中国人の団結力が試されると思います」と語った。そのジョン・ウー監督の言葉に続くように、主演のトニーも「地震のことを聞いて心が苦しみました。自分にできることがあれば、可能な限りサポートしたい」と神妙な面持ちで語った。
 
 なおこの日、中村は舞台「トゥーランドット」出演中のため、カンヌ入りできなかった。代わりに「ロケ地の河北省の草原を馬で疾走したとき、自分に与えられた運命の壁を乗り越え、どこまでも走り続けたいと思った瞬間を懐かしく思い出しております」とコメントを寄せた。(取材・文:中山治美)

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映画『レッドクリフ』は10月、全国公開
オフィシャルサイト redcliff.jp

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