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ビースティ・ボーイズのアダムに直撃インタビュー!8台のカメラを駆使したバスケ映画に挑戦!

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監督業も順調!アダム・ヤウク
監督業も順調!アダム・ヤウク - 写真:Nobuhiro Hosoki

 前作の映画『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』で監督を務めたナサニエル・ホーンブロウワーことアダム・ヤウクが再び挑戦した映画『ガニング・フォー・ザット・#1・スポット』(原題)について語ってくれた。本作は将来NBAの選手として有力な24人の高校生をハーレム地区にあるラッカー・パークに集めて、エキシビジョン・マッチを行ったものだ。

 この撮影に参加した高校生たちは、世界的に有名なアダムをどう思っていたのだろうか?

 「今回参加してくれた選手はずいぶんと若いからね。多分、おれのバンド名ぐらいは聞いたことあるんじゃないか? 曲はどうだろう? 知らないだろうな。そういえば、あるときコーチの一人がダンテ・グリーンって生徒に「お前、この人が誰だか知っているのか」っておれがどんな人物かを紹介したんだ。そしたらダンテが『僕の方から先に握手すべきだったね!』って言ってくれたんだ(笑)」

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 本作の選曲はアダム自身が行ったのだろうか?

 「最終的に選択したのはおれだったけど、編集担当やほかのスタッフたちも曲の選考にはアイデアをくれてさ。その中で選考にしたのは、ニューヨーク出身のヒップホップのとあるバンドの曲で、あとはおれの好きな曲を中心に選曲していったよ。バスケの試合を撮影するために8台ものカメラを使ったから、編集作業と同時進行で選曲作業も進めていった感じさ。使用許可も必要だからね。音楽業界にコネがなかったら、これだけの曲は使えなかっただろうな」

 最近のスポーツ界ではずいぶん早い段階から、メディアとともに将来の有望な選手候補に目をつける傾向がある。こういったメディアの動きについてはどう思っているのだろうか。

 「メディアの競争が彼らの気を紛らわせる要素を持ってはいると思うが、これは彼らが選択した道でもあるわけだ。彼らはNBAの選手になりたがっている。NBAの選手になるとういことはずっとスポットライトに照らされている状態だ。逆にこのメディア競争に慣れることも、ひょっとしたらトレーニングの一つなのかもしれないな。それにメディアの相手をすることも将来仕事の一部になるかもしれないし。ただ若い時期にメディアに取り上げられて、後に成功しなかった選手もいるわけだから。メディアの賛否を問うことはなかなか難しいよな」

 映し出されたほとんどの選手の能力に驚かされるが、出場選手に超小型カメラや小型マイクを付けて、臨場感あふれる映像を作り出したアダムの演出のうまさも見どころの一つだ。『ガニング・フォー・ザット・#1・スポット』(原題)は6月27日よりアメリカで公開される。(取材・文:細木信宏)

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