ケイト・ウィンスレット、老け役でも存在感抜群!
ドイツで新作『ザ・リーダー』(原題)を撮影中のケイト・ウィンスレットが、見事な「老け役」に挑戦している。本作は、ベルンハルト・シュリンク原作の小説「朗読者」を映画化した作品。第2次世界大戦後のドイツを舞台にしたドラマで、ウィンスレット扮する女性ハンナと、彼女に恋をする少年との、親子ほどに年の離れた恋愛関係を描いていく。共演はレイフ・ファインズ、監督はスティーヴン・ダルドリーが担っている。当初ハンナ役にはニコール・キッドマンが決まっていたが、妊娠によりウィンスレットが代役を担った。撮影中、役者用のトレーラーから出てきたウィンスレットは、32歳という実年齢から想像できない姿。薄くなった白髪にしわの刻まれた顔、ぼやけた色の洋服を着て、まるで別人と見違えるほどの変身ぶりを見せた。本作で、実力派女優としての存在感をしっかりと示しているようだ。