まだ12歳!でもすでにアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた天才子役にインタビュー!
映画『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた天才子役アビゲイル・ブレスリンが、新作映画『キット・キトリッジ:アン・アメリカン・ガール』(原題)について語ってくれた。
本作は、オハイオ州のシンシナティの裕福な家庭に育った10歳の少女キットが、大恐慌の影響で仕事を失った父親のために自らの文才を生かして新聞社に乗り込んでいくというストーリー。
‐あなたが演じるキットはジャーナリストになりたがっていますが、この職業に関してリサーチされたことはありますか?
(アビゲイル・ブレスリン)タイプライターの打ち方を練習したわ。このキャラクターはよくメモを取るんだけど、自分がメモを取ることがヘタなことに気付いたわ(笑)。インタビューの仕方は……そうね、あなた方を練習台にしてみてもいいかしら(笑)?
‐この映画に出演してみて、一番驚いたことはなんですか?
(アビゲイル・ブレスリン)やっぱりタイプライターね。わたしはこれまで一度も使ったことがなくて、使おうとしたときに「スクリーンはどこにあるの? バックスペースはどうやるの?」って聞いちゃったくらい(笑)!
‐あなたはこれまでアクション、コメディーなどに出演してきましたが、これから挑戦してみたいジャンルなどはありますか?
(アビゲイル・ブレスリン)わたしはどんな映画でも好きよ! これまで出演してきた作品は、全部楽しむことができたし。演じたい役柄はあるわ。それはヘレン・ケラーよ。
‐次回作の予定は?
(アビゲイル・ブレスリン)ちょうど撮り終えたばかりの映画『マイ・シスターズ・キーパー』(原題)で、監督はニック・カサヴェテス。キャメロン・ディアスやジェイソン・パトリックと共演しているの!
まだあどけなさの残る彼女だが、スクリーンの上に立つ彼女はまるで変身したかのように役に溶け込んでいく。今後の彼女の成長に期待したい。(取材・文:細木信宏)