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「ROOKIES ルーキーズ」森田まさのり氏も絶賛!映画『ひゃくはち』が劇場拡大!

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補欠部員たちのアツい夏がやってくる!
補欠部員たちのアツい夏がやってくる! - (C) 2008「ひゃくはち」製作委員会

 無名の若手俳優2人が主演している映画『ひゃくはち』が、今映画業界で話題を呼んでいる。高視聴率をマークしている現在放映中のテレビドラマ「ROOKIES ルーキーズ」原作者である森田まさのり氏をはじめ、多くの著名人たちが作品に心を打たれ、ついには劇場拡大という現象にまで広がっているのだ。

映画『ひゃくはち』

 高校球児たちの青春を描いた本作の主役は、何十人もの野球部員を抱える名門高校の野球部に所属する、3年生になってもグラウンドの土すら踏めない補欠部員たち。レギュラーと一緒にベンチ入りしたい……それだけを目標に、地獄のような練習に耐え続ける補欠部員たちの青春を描いた映画だ。

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 作品を観た森田氏は、鑑賞後に「この話、僕が思いつきたかったなぁ……」とコメント。しかし作品に胸を打たれたのは、森田氏だけではない。マスコミ向けに行われた完成披露試写会でも、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきた。スポーツライターである金子達仁氏は、自らの青春を振り返り「試合に出ること、ライバルに勝つこと。それだけが人生最大の目標だったころの記憶が、痛いほど鮮明によみがえってきた」とコメントした。現役で活躍する横浜ベイスターズの三浦大輔投手も「青春ど真ん中の熱いストーリー。ストレートあり、変化球あり、野球を知らなくても楽しめる映画です」と絶賛した。

 業界からの熱い支持を受け、当初予定していた20スクリーンという劇場数も、全国80か所に拡大された。上映を決めた劇場関係者は、「最近忘れかけていた、胸を熱くするということを思い出した。こういういい映画を多くの人に観てもらうことが、劇場の務めだと思う」と語る。

 また、本作には原作があるが、ベストセラーを映画化したわけではない。映画化が決まった当初、原作がまだ発売されていなかったからだ。本作の監督である森義隆が、原作者である早見和真が書いた「ひゃくはち」の原稿にほれこみ、映画化が決定。原作本は6月26日に発売された。原作本の出版元である集英社文庫の編集部の担当者は、「新人賞も取らずにズブの素人がいきなり小説家デビュー。いきなり映画化。いきなり話題に。それは作品にほれこみ動いてくださった『ひゃくはち』応援団の皆さんがいたからです。『ひゃくはち』は、どれだけの人を動かせば気が済むのだろうか」と多くの人たちの熱い思いが詰まった『ひゃくはち』への思いをつづった。

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 ベンチ入りが目標なんて、人にしてみれば小さな夢かもしれない。それでもそれに向かって必死になる主人公たちの姿を見ていると、自然に涙があふれてくる。何かに夢中になって、がむしゃらに前だけを見ていたとき……、胸が熱くなるような10代を思い出し、そんな青春に嫉妬(しっと)を覚える映画がこれだ。アルプススタンドから声をからして応援をする補欠たちの青春ストーリー『ひゃくはち』は、今年の甲子園をさらに熱くしてくれるだろう。

映画『ひゃくはち』は8月9日よりテアトル新宿ほかにて全国公開

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