3日で168億円!ケタ違いの映画『ダークナイト』が日本にやってきた!
29日、グランドハイアット東京にて、バットマンシリーズ最新作映画『ダークナイト』の来日記者会見が行われ、主演のクリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、製作のチャールズ・ローヴェン、エマ・トーマス、そして監督のクリストファー・ノーランが登場した。
アメリカでは、初日から3日間で興行収入が約168億円に達するなど大ヒットを記録している本作。中でも、今年1月に不慮の事故で亡くなった、悪役ジョーカーにふんするヒース・レジャーの演技が絶賛されており、オスカーノミネートの可能性もうわさされている。会見でも、共演した感想や撮影時の様子など、記者たちからヒースに関する質問が相次いだ。ヒロインのマギーやアーロンは、共演出来たことを誇りにしているとコメント。撮影の合間に笑い合ったりしていたという主演のクリスチャンは「ヒースは社会の秩序をからかい、人間の道徳観を試すジョーカー役が好きで、本当に喜んで演じていた」などと今は亡き名優との思い出を熱心に語った。
ところでクリスチャンといえば、つい先ごろ、身内に暴力をふるった容疑で逮捕されたニュースがあったのも記憶に新しいところ。映画の会見で、プライベートに関する質問をすることがNGなのは暗黙の了解だが、その事件について語って欲しいという男性記者が現れ、一瞬気まずい雰囲気に。クリスチャンは「プライベートなことだから」と話すのをきっぱり拒否。しかしほかの質問には丁寧に答え、機嫌を損ねることもなく、最後のフォトセッションではきちんと笑顔を見せてくれた。
『ダークナイト』は、ヒーローアクション作映画『バットマン ビギンズ』の続編。犯罪者たちを巧みに操り、ゴッサム・シティーを無秩序状態に陥れる悪役ジョーカーとバットマンとの戦いを描く。
映画『ダークナイト』は8月9日より丸の内プラゼールほかにて全国公開