松山ケンイチがヨダレ垂らすわ松雪泰子は「Fuck」連発!? 真夏のデスメタル地獄に潜入!
31日、SHIBUYA-AXにて松山ケンイチが、悪魔系デスメタル・バンドのボーカリストを演じる映画『デトロイト・メタル・シティ』のお披露目イベントが開催された。会場には、約1万人の応募から抽選で選ばれたという650人の観客が、劇中のバンドと同じデスメークをして集結。異様な熱気の中、主演の松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子、ロバートの秋山竜次、細田よしひこ、そして監督の李闘士男が登場した。
劇中のバンド・デビュー曲である「SATSUGAI」のコールを連発するなど、観客のすさまじい熱狂ぶりに圧倒された松山は、開口一番「僕らだけ正装ですいません」と陳謝。イベント開始時は、デスメタル・ムード一色の観客と、出演者たちの間にややテンションの差があったものの、観客の熱い声援を受け、俳優陣も次第にヒートアップ。ロバートの秋山が「ド変態の役をやらせてもらいまして、一番多かったセリフが『ブルマおかわり』でした」と自身の役柄を語れば、同じくデスメタル・バンドのメンバーを演じた細田は、劇中で披露したセクシーな腰ふりを完全再現。観客からは、悲鳴のような歓声があがった。
そこに李監督が続き、「加藤さんのすごくかわいらしいおヘソ。松山くんのよだれ。そして、松雪さんの初公開となるのどちんこに注目してください」と自らマニアック過ぎる見どころを紹介。すると、今度は松雪が「社長的にいうと『Fuck、Fuck、Fuck』。今日はたっぷり楽しんでくださいね」と語り、自身が演じるレコード会社社長の過激な決めゼリフをさらりと口にした。最後は、シャイな性格で知られる松山までもが暴走し、劇中で披露したデス・ボイスでスクリーム! 「貴様ら、地獄で待っててくれよ」と観客に熱いメッセージを贈った。
『デトロイト・メタル・シティ』は、渋谷系おしゃれポップスにあこがれながら、なぜか悪魔系デスメタル・バンドとしてデビューしてしまう主人公を描いた、過激な青春コメディー。李監督が「日本映画で最もかっこいいライブ・シーンを目指した」と語る吹き替えなしの演奏シーンや、ハードロック・バンドKISSのジーン・シモンズが出演していることでも話題を呼んでいる。
映画『デトロイト・メタル・シティ』は8月23日より全国公開