ADVERTISEMENT

押井守監督、宮崎駿監督をライバル視?「どこかの巨匠」とチクリ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ヴェネチア映画祭への自信をのぞかせる笑み?押井守監督
ヴェネチア映画祭への自信をのぞかせる笑み?押井守監督

 21日、新宿バルト9にて映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の上映後、押井守監督によるトークショーが行われた。

映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』ギャラリー

 押井監督は会場に到着する前に夕立ちに遭ってしまったそうで「足がずぶぬれです(笑)」と苦笑しながら登場し、和やかな雰囲気でトークショーはスタート。本作は27日から始まる第65回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされており、押井監督は声優を務めた加瀬亮菊地凛子らとともに現地でレッドカーペットを歩く予定だ。

ADVERTISEMENT

 本作の製作にあたって押井監督は、最新のCGや手描きなど、新旧のあらゆる技術を駆使した点を強調。「さまざまなレベルの素材を使いこなして、最終的に一つのものにすると、必ずリッチな画面ができる」と自身の映像へのこだわりを語り、加えて「まあ、どこかの巨匠みたいに全部鉛筆で書く人もいますが」と同じくヴェネチア映画祭でノミネートされている宮崎駿監督を意識したコメントもチラリ。

 また、本作がほかの自身の作品と明確に違うのは、生きることをテーマにしたことだという。「人間はたとえ一時的に非日常の世界にいても、必ず日常に戻るときが来る。だから僕らはどんなにつらくても、日常で生きていくしかない」と作品に込めた情熱を語り、ヴェネチア映画祭への自信を少しだけのぞかせたように見えた。

 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は、大人になることを拒絶した子どもたち“キルドレ”が、ショーと化した戦争でパイロットとして生きる姿を描くSFアニメ。

映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は新宿バルト9ほかにて全国公開中

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT