ジョージ・クルーニー、ジェイソン・ライトマン監督の次回作へ出演か?
ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の映画『バーン・アフター・リーディング』(原題)の上映のために第65回ヴェネチア国際映画祭へ参加しているジョージ・クルーニーが、『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督の新作へ出演するかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、クルーニーはライトマン監督がメガホンを取るドリームワークスの新作『アップ・イン・ジ・エアー』(原題)への出演交渉中だそうだ。映画は、ウォルター・キルンの同名小説を基にした人間ドラマで、ライトマン監督が脚色も担当する。出演が決まればクルーニーは、企業の首切り屋の仕事をしているせいで、友人もなく、飛行機で国中を飛び回っている男を演じる。
アカデミー脚本賞を受賞し、低予算映画ながら大ヒットを記録した『JUNO/ジュノ』で、人物描写の上手さが評価されたライトマン監督。長編映画2作目でアカデミー監督賞にノミネートされたライトマンの次回作が期待されていたが、今回も彼の得意とするシリアスな問題を取り上げつつユーモア溢れる内容になりそうだ。