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『崖の上のポニョ』ミンモ・ロテッラ財団賞を受賞!

第65回ヴェネチア国際映画祭

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「ミンモ・ロテッラ財団賞」副賞のポスター-モレッテ氏が90年に手掛けた作品「ベルディ・フェスティバル」
「ミンモ・ロテッラ財団賞」副賞のポスター-モレッテ氏が90年に手掛けた作品「ベルディ・フェスティバル」 - 写真:中山治美

 第65回ヴェネチア国際映画祭にて、現地時間6日夜に発表されるコンペティション部門の受賞結果を前に、宮崎駿監督『崖の上のポニョ』に名誉ある賞が授与された。

 2006年に亡くなったイタリアの著名芸術家ミンモ・ロテッラ氏の名前を冠にした「ミンモ・ロテッラ財団賞」の受賞結果が現地時間5日に発表され、『崖の上のポニョ』が選ばれた。

 同財団は毎年、イタリアの映画監督らが審査員となり、映画祭出品作の中から芸術性の高い作品を讃えて賞を贈るもの。『ポニョ』は「アニメと映画が融合され、作品として素晴らしい。万人に訴えるメッセージがある」として選ばれた。

 授賞式にはすでに帰国してしまった宮崎監督の代理として製作担当の奥田誠治氏が出席し、副賞のモレッテ氏が90年に手掛けた「ベルディ・フェスティバル」のポスターを受け取った。奥田氏は「『ポニョ』という作品がイタリア人にも伝わったと思うとうれしい」と語った。(取材・文:中山治美)

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