スピルバーグ、『ディスタービア』は『裏窓』の盗作と訴えられる
2007年に公開されたシャイア・ラブーフ主演の映画『ディスタービア』は盗作であるとして、スティーヴン・スピルバーグの会社ドリーム・ワークスが訴えられた。同映画は、シャイアが近所の人をのぞき見しているうちに、近所の男性が連続殺人犯ではないかと疑い始めるストーリー。この内容がヒッチコックの映画『裏窓』の盗作であると訴えられたのだ。
グレース・ケリーとジェームズ・スチュワート主演の『裏窓』は、コーネル・ウールリッチの短編小説を映画化したもの。コーネルの死後、『裏窓』の著作権はシェルドン・アベンド氏が買い取ったが、アベンド氏は2003年に死去。著作権侵害の訴訟を起こしたのは、アベンド氏の財産を管理している団体で、額は発表されていないが損害賠償を求めているとのこと。ドリーム・ワークス側はコメントを出していない。