水野美紀しっとり大人の色香!『女囚701号 さそり』のリメイクのアフレコ臨む
11日、東京テレビセンターにて、日本&香港合作によるアクション映画『さそり』主演の水野美紀によるアフレコ風景が公開された。香港つながりを意識してか、この日の水野はチャイナ風の黒ワンピースで登場、しっとりと大人の色香を醸し出していた。
そんな外見とは裏腹にアクションを得意とする水野は、本作でもその実力をいかんなく発揮している。しかし香港での撮影は大変だったそうで、2か月間の撮影の中で3週間、夕方から朝までアクション・シーンの撮影をこなしたと振り返った。「当時、朝8時にボロボロになってホテルに戻ると、これから出かける観光客の人たちとロビーですれ違ってて(笑)。ホテルの日本人スタッフが同情して、時々お寿司の形のお菓子とかフルーツとか、差し入れを部屋に置いてくれました」などと悲喜こもごもの思い出を語り、集まったマスコミ陣を沸かせた。
さらに、これからも体が動くうちはアクション女優としてどんどんやっていきたいと抱負を語った水野。そんな強いイメージのせいか、ストーカーや痴漢の被害に遭ったこともない、と意外な告白も。女性レポーターが「男性も寄り付いてこないのでは? いいんですか、それで?」と突っ込むと、プライベートな話題はさせまいとスタッフが割り込もうとするも、本人は笑いながら「良くないですね! もう……33歳ですから」とあっけらかんと答え、気取らない性格を印象付けた。
『さそり』は、クエンティン・タランティーノ監督が映画『キル・ビル』を製作する際に多大な影響を与えたとされる梶芽衣子主演によるヒット作映画『女囚701号 さそり』のリメイク作品。刺客として猛特訓を受けたヒロインが、自分を陥れた者たちへ復讐(ふくしゅう)を遂げていくさまを描く。
映画『さそり』は2009年春、全国公開予定