故・ヒース・レジャーの父親、16億円の遺産はすべて娘のマチルダに
故ヒース・レジャーの父親が、レジャーの残した遺産遺産1,660万ドル(約16億6千万円)全額をすべて彼の娘マチルダに与えると語った。ヒースの遺書はマチルダが生まれる前に書かれたものだったため、自分の両親と姉たちに遺産の総額14万5千ドル(約1,450万円)を遺すという内容で、マチルダは何も受け取れないことになっていた。
オーストラリア・パース市の高等裁判所で検認されたレジャーの遺言には、遺産はすべてレジャーの両親と3人の姉妹たちに与えられることになっており、娘のマチルダと、その母であるレジャーの婚約者だったミシェル・ウィリアムズは含まれていなかった。しかし、この遺言状はマチルダが生まれる2年前の2003年4月12日に署名されており、その後書き換えられていなかったため、レジャーの父親は「何よりもマチルダが大事であり、ミシェルもマチルダも私たち家族が守ります」と語っていた。その後、ミシェル・ウィリアムズが遺産分与を要求するのでは、とうわさされたが、レジャーの父親はヘラルド・サン紙の中で、「要求は何もされていない。私たちはすべての遺産をマチルダに与えることに決めた」と語った。
ヒースの遺産が14万5千ドル(約1,450万円)から最終的には1,660万ドル(約16億6千万円)に増えたのは『ダークナイト』の大ヒットにより獲得したものだといわれている。