ガイ・リッチー版シャーロック・ホームズ映画、ワトソンの恋人メアリー役は若手演技派女優
ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムスと次々とメインキャストが明らかになって来ているガイ・リッチー監督によるシャーロック・ホームズ映画。ガイ監督がロンドンでの会見の席で、新たに相棒ワトソンの恋人であるメアリー・モースタン役を明らかにした。メアリーを演じるのはケリー・ライリーで、青春映画『スパニッシュ・アパートメント』シリーズや映画『ヘンダーソン夫人の贈り物』で知られ、これまでにローレンス・オリヴィエ賞やセザール賞のノミネート経験を持ち、カンヌ国際映画祭のショパール・トロフィーを受賞しているイギリス人女優だ。原作では、メアリーは「四つの署名」事件の依頼人としてワトソンと知り合い、その後二人は結婚しているが、映画ではワトソンが恋する相手として登場するようだ。
本作は、ワーナー・ブラザースが刊行予定の漫画「シャーロック・ホームズ」を基に映画化され、ガイ監督は新しいホームズ像をこれまで映像化されたどのホームズよりも冒険好きのキャラクターにすると明言している。ホームズにはロバート・ダウニー・Jrがふんし、ジュード・ロウがワトソン、レイチェル・マクアダムスがホームズを翻弄(ほんろう)する女性アイリーン・アドラーを演じる。また、マーク・ストロングが悪役ブラックウッドを演じることが決まっているが、ホームズの宿敵ジェームズ・モリアーティ教授が映画に登場するかは明らかにされなかった。