木村佳乃、セクシーな背中ギリギリ露出ドレスに熱視線!
第21回東京国際映画祭
20日、第21回東京国際映画祭特別招待作品の映画『ブラインドネス』来日記者会見が六本木アカデミーヒルズにて行われ、初来日となるジュリアン・ムーア、日本から参加した伊勢谷友介、背中の開いたセクシードレスを着た木村佳乃、そして監督のフェルナンド・メイレレスらが登壇した。
失明し、視界を奪われてしまうキャラクターを演じたキャストたちは、撮影前にはブラインドネスキャンプというワークショップに参加し、アイマスクをかけての鬼ごっこや歩行などの訓練をしたという。伊勢谷はそのときの体験を「視界が奪われた中で、いろいろな感覚が研ぎ澄まされ、車が横を通り過ぎると1メートルが10センチに感じたり。その中で一番大切だったのは、近くにいる人。その体験は普段の仕事の中でもいえることで、近くの存在が愛情を持っていてくれれば安心するし、それがなければ関係は崩壊してしまうし。そういったことがこの映画のテーマなのかもしれない」と独特の解釈で語った。
一方の木村は「こういったワークショップは舞台では経験したことがありますが、映画ではまれで。アイマスクをしての訓練はとても怖くて、歩けばいろいろなところに足や頭をぶつけて、とても怖かった」と率直な感想を述べながら、「日本映画でもぜひやってほしい」と撮影前のワークショップに感動した様子だった。本作にはその成果がはっきりと表れており、ジュリアンも木村と伊勢谷の存在感を「モデルのようだわ!」と絶賛。
その後、映画ヒット祈願を願って相撲界の“スイート親方”こと芝田山親方が特大まんじゅうを持って登場。ジュリアンに対して「切ると、中にさらにまんじゅうが入っています。これは子宝まんじゅうとも呼ばれています」と熱いまなざしで本筋とは違う説明を始めるも、ジュリアンは笑顔で「アイ・ラブ・ケーキ!」と受け取り、最後は用意された酒樽でキャストとスタッフが仲良く鏡開き。木村とジュリアンはカメラマンの要望に応え、クルっと回ってお互いのドレスを自慢するなど、終始ご機嫌だった。
『ブラインドネス』は、視力を奪う謎の伝染病がまん延する世界で、極限状況下に置かれた人間たちの本性があらわになっていくさまを描くパニックサスペンス。
映画『ブラインドネス』は11月22日より丸の内プラゼールほかにて全国公開