ブリトニーが数々の奇行乱交を猛反省！「我慢して、ただ耐えるだけ…」とMTVで孤独を告白

　ポップス界のプリンセスから一転してゴシップ界のプリンセスに転落したブリトニー・スピアーズ。イメージ一新、復帰第一弾の新しいミュージックビデオ「ウーマナイザー」（原題）がABC系局のニュース番組「20/20」でワールドプレミアされお茶の間の話題を呼んだ。

　MTVやVH１ならまだしも、一般ネットワーク局がミュージックビデオに対してこのような扱いをするのは極めて異例なことである。2007年のMTVビデオミュージック・アワードで世界中に醜態をさらして以来、奇行乱交の繰り返しだったブリトニー。揚げ句の果てには子どもの養育権を失ったばかりか、そのあまりに突飛な行動が本人にも周囲にも危険を及ぼしかねない、ということで精神病院に入院する羽目にまでなってしまった。

　幸いにも今年のMTVビデオミュージック・アワードでは絶好期の彼女とまではいかないが、以前のブリトニーに限りなく近い元気そうな姿を披露し、会場からも批評家たちからも歓迎を受けた。

　しかし、これに甘んじているようなブリトニー陣営ではない。ニューアルバム「サーカス」（原題）のリリースを12月2日に控えて念には念を入れたブリトニー・カムバック作戦が練られている。今回のABCネットワーク局での新曲「ウーマナイザー」のお披露目もその一環といえる。このほど行なわれたMTVとの独占インタビューも放映前から大きな話題を呼んでいる。このインタビューを聞いた関係者の話によると、ブリトニーはMTVの質問に答えて、奇行を繰り返していた時期を振り返り、「わたしは賢いはず。なのに、あのとき、一体何を考えていたのかしら？　って自分でも思う」と話していたという。たえず公の目にさらされる自分の立場について、「はまり込んでしまって抜けられないとき、どうすればいいかしら？　わたしの場合は、ただ我慢するだけ。ただ耐えるだけなの」と答え沢山の人に囲まれながらの孤独や寂しさについて語ったという。失意の淵からカムバックしたポップ・プリンセスの激白は11月30日に米国でオンエアー予定である。

　ブリトニーのスターダムへのカムバックはまだ始まったばかり。ファンはもとより、一般お茶の間の彼女に対する印象は依然としてまだ懐疑的である。だが、このMTVインタビューをきっかけにブリトニーの“クレイジー”な印象の裏に隠された、“普通の人間”としての気持ち、というものに同情と理解が寄せられるかもしれない。

　ニューアルバム発売日はブリトニーの27歳の誕生日でもある。果たして彼女はこの日を境にまさに生まれ変わることができるか？心機一転のブリトニーの新しい活躍へ期待と注目が集まっている。