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『トレインスポッティング』のブチ切れシーンはお約束のロバート・カーライル【第52回ロンドン映画祭】

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第52回ロンドン映画祭に現れた、ロバート・カーライル
第52回ロンドン映画祭に現れた、ロバート・カーライル - Photo:Yukari Yamaguchi

 10月26日(現地時間)、多彩な役柄にチャレンジし続けるロバート・カーライルのスクリーン・トークがロンドン映画祭で開催され、ロバートは今もなおインディペンデント映画に出演する理由などについて語った。

 映画『トレインスポッティング』での有名なカーライルのブチ切れシーンの上映からスクリーン・トークは始まった。ジャンパーにジーンズというカジュアルな姿で現れたロバートはそのシーンについて「みんながそのことばかり言うよ」と笑う。同作と映画『フルモンティ』の2本がきっかけで世界的に活躍するようになった今も、前日にワールドプレミアが開催された映画『アイ・ノウ・ユー・ノウ』(原題)のようなインディペンデント映画に出演することについて「何もないところから出てきたことを忘れたくない。運河があって工場で働いてるような男たちがいて、本当に労働者階級は『フルモンティ』の通りだよ」と言い、ハリウッドに進出しない理由についても「グラスゴーを離れたくないんだ」と話し、温かい拍手に包まれた。イギリスを離れずとも仕事の幅は広がり続けているようでアメリカの人気テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の映画版出演など楽しみな話題も聞かせてくれた。

 このトークの聞き手はタイムアウトやBBCラジオのキャスターとして知られるナイジェル・フロイド。相手の演技を受けるときのロバートの演技など見過ごしがちな点についても言及し、ロバートの演技の奥行きを聴衆に再認識させた。小柄な細身で気取りのない調子のスコットランドなまりで話すロバートが、イギリスで愛され尊敬もされる理由が垣間見えたスクリーン・トークとなった。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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