泰葉が決心!「自分が大嫌い、逃げずに決着つける」と宣言
1日、東京日仏学園にて映画『マルセイユの決着(おとしまえ)』公開記念試写会が行われ、タレントの泰葉が登場した。
色っぽい全身黒のスタイルで登場した泰葉は終始、言葉に強く感情をにじませ「この作品は今のわたしにぴったりな、本当にジャストな作品」と強調。「最初『フランス映画の仕事』と聞いて『やる!』って即答したら、タイトルが“決着(おとしまえ)”なんだもん。(内容も)骨の髄にしみた。すっごいきたよ……」としみじみと感想を語った。
泰葉のテンションの高さに少々静まっていた観客に、何度も「こっちばかり話してすみません」と気遣いをみせた泰葉は、「今年は自分でも、何が何だかわからないまま暴走していた。自分の心に落とし前をつけたい。自分が大嫌いだけど、悪い自分から逃げずに決着をつける。銃を持って、同じ拳銃で自分を打ち続けて……」と独特の表現で今年を振り返った。
そんな泰葉を支えたのは音楽だという。「いつかフランス語で、オランピア劇場で歌うのが夢!」と瞳を輝かせる泰葉は、最後にフランス語での生歌を披露。「わたしは中身が男。グレーがない、白黒ハッキリが好きなんです。この映画の男の生き様に改めて学べました。情熱は負けないぞ! 落とし前をつけて生きていこうぜ! って感じですね!!」と明るく締めくくった。
『マルセイユの決着(おとしまえ)』は、脱獄した老ギャングのギュ(ダニエル・オートゥイユ)が娼婦マニューシュカ(モニカ・ベルッチ)らと最後の仕事を賭けて闇に生き抜く仁義にあふれた男のドラマ。巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルの傑作映画『ギャング』が、完全リメイクとしてよみがえった。
映画『マルセイユの決着(おとしまえ)』は12月20日よりシアターN渋谷ほかにて全国公開