天然美少年!魅力は未知数の本郷奏多が観客を魅了
1日、スペースFS汐留にて映画『GOTH』完成披露試写会が行われ、主演の本郷奏多、高梨臨、高橋玄監督、大橋孝史プロデューサーが登壇した。
女性客が大半の会場では、近年公開作が相次ぐ本郷が登場すると「かわい~」「かっこいい~」と黄色い声が飛び交った。少し緊張した様子の本郷は、表向きは優等生、裏では猟奇的という二面性を持つ高校生の主人公を務めたことについて「僕自身、人を殺したことないですし……(笑)。最初はプレッシャーがありました」と明かし、「原作はもちろん、死体写真がいっぱい載った本を見たり(笑)、監督から勧められた映画を観たり、できる限りのことはしました」と役作りの苦労をしみじみ語った。
また、作品の見どころを聞かれた際、「(観た後)明日から頑張ろう、と思うような映画でもないし……」とポツリともらし、その素直な発言に会場が笑いに包まれた。しかしその後「映像がきれいなので、美術品を見るようなイメージで観てほしいです」と続けてきちんとフォローしていた。さらに相手役の高梨について「自分はすごい人見知りだけど、彼女が仲良くしてくれたので楽しく過ごせました」と共演女優を立てる発言もするなど、若手ながら気遣いのあるトークと初々しい雰囲気で会場の女性たちのハートをがっちりつかんでいた。
『GOTH』は、ベストセラー作家・乙一の第三回本格ミステリ大賞受賞作で、累計発行部数100万部を超える同名小説原作による衝撃作。人間の残酷な面に異常なほど惹(ひ)かれる二人の高校生を待ち受ける運命を描く。
映画『GOTH』は12月20日より渋谷シアターTSUTAYAほかにて全国公開