ジョン・カーペンター監督の『ゼイリブ』、リメイク製作へ
エイリアンたちのサブリミナル効果による地球侵略を描いた1988年のSFスリラー映画『ゼイリブ』がリメイクされるようだ。ハリウッド・レポーター紙が、ユニヴァーサル・ピクチャーズとストライク・エンターテイメントが同作のリメイクをするために映画化権獲得の交渉中であると伝えた。リメイク版には、オリジナルで監督を務めたジョン・カーペンターもエグゼクティブプロデューサーとして参加する。
『ゼイリブ』は、貧富の差が激しく失業者があふれた世界を舞台に、しがない労働者の主人公が地球侵略をたくらむエイリアンからの洗脳信号を見破ることができるサングラスを手に入れ抵抗運動を起こすストーリーで、主人公にプロレスラーのロディ・パイパーがふんし、本編内で8分にもわたるファイトシーンが流されるのが話題になった。人間がエイリアンの洗脳信号に指示され、支配されているというプロットは現代でも受けそうなストーリーだが、リメイク映画が相次いで製作される今、オリジナルストーリーの作品を楽しみたいものだ。