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苦情殺到で駅から撤去!アル・パチーノとロバート・デ・ニーロ共演作のポスター

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問題ののポスター-映画『ライティアス・キル』(原題)
問題ののポスター-映画『ライティアス・キル』(原題) - Photo:Photofest/アフロ

 ハリウッドの大物、アル・パチーノロバート・デ・ニーロが共演して話題を呼んでいる映画『ライティアス・キル』(原題)のポスターが、イギリスの広告基準局により、ロンドンの駅での掲載を禁じられた。

 ポスターには、「撃たれるべき人が銃弾を受けるかぎり、ちょっとした銃撃は何も悪いことはない」と書かれているが、この文言に対しロンドン市民から批判の声が寄せられたため。

 ポスターは、ロンドンの地下鉄ストックウェル駅にも張られたが、ここは2005年7月、ロンドン同時テロの捜査中にブラジル人青年がテロリストと間違えられて警官に射殺された現場。ポスターが貼られていたのは事件の審問が開かれている最中で、陪審員たちが駅構内の調査をする時期でもあった。批判を寄せた市民はポスターの文言が「正しい状況なら人を殺しても道義的に問題ないと示唆している」として広告基準局に申し入れたところ、広告基準局はこのポスターそのものについて「銃犯罪を許容するというものではない」としながらも、ストックウェル駅に張られることは市民の気持ちを害する恐れがあるとして、取り外しを命じた。本作の製作を担ったライオンズ・ゲート社は、この文言について「ニューヨーク警察を描く映画の中には出てくるような言葉で、ユーモアも交えて使っている」と釈明しながらも、ストックウェル駅にこのポスターが張られたことは「不運なミスだ」と、市民への気配りが足りなかったことを認め、すぐに駅構内のポスターを取り外した。

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