『スーパーマン リターンズ』のブランドン・ラウス、人気グラフィックノベルの映画化作品へ出演
ブライアン・シンガー監督映画『スーパーマン リターンズ』でスーパーマンを演じたブランドン・ラウスが、人気グラフィックノベルの映画化作品へ出演することが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ユニヴァーサル・ピクチャーズによって実写映画化される映画『スコット・ピルグリム vs. ザ・ワールド』(原題)へブランドンが出演するそうだ。『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のクリス・エヴァンス、『痛いほどきみが好きなのに』のマーク・ウェバー、『エイプリルの七面鳥』のアリソン・ピル、歌手でもある若手アイドルのブリー・ラーソンも出演する。物語は、平凡な青年が夢にまで描いた女性を手に入れるために7人の悪魔のような元カレと対決するアクション・コメディーだ。『JUNO/ジュノ』のマイケル・セラが主人公の青年を演じ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』のメアリー・エリザベス・ウィンステッドが主人公が恋する女性にふんする。ブランドンは元カレNo.3のロック歌手を演じ、監督は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライトがあたり、撮影はカナダのトロントで行われる予定だ。
ブランドンがスーパーマンを演じた『スーパーマン リターンズ』は、同作の続編企画を取りやめ、新しい『スーパーマン』シリーズを製作することがワーナー・ブラザースから昨年発表されている。新しい『スーパーマン』シリーズでもブランドンのスーパーマン姿を見たいものだが、彼はケヴィン・スミス監督映画『ザック・アンド・ミリ・メイク・ア・ポルノ』(原題)やサミュエル・L・ジャクソンと共演する映画『アンシンカブル』(原題)などの新作で新境地を切り開き、ヒーロー役からの脱却を図っているようだ。