ラルフ・マッチオ、『ベスト・キッド』のリメイクに複雑な気分
映画『ベスト・キッド』『ベスト・キッド2』で大ブレイクしたラルフ・マッチオが同映画はリメイクについてコメントした。リメイク版では、ウィル・スミスの10歳の息子ジェイデンが主役を務め、ミスター・ミヤギ役にはジャッキー・チェンが出演交渉に入っている。
「あのストーリーはいつの時代も通じると思う。そういう意味ではリメイクもうなずける」としながらも複雑な気分ではあるよう。リメイク版が制作されることにファンは不満を示しており、ラルフも同意見のようだ。「この映画をリメイクしようとしていることに結構怒っている人たちがいるのは気分がいいよ。触れてはいけないものがあるということをみんなも感じているってわかるのはうれしい」とMTV.comに語った。
「個人的にはミスター・ミヤギという役が持つ存在感の穴を埋めるのが一番むずかしいと思う。それに、ダニエルがあんなに子供だと、ストーリーの恋愛部分はどうするんだろう?」と首をかしげているようだ。ハリウッドもネタがつきてきたのか、この頃はオリジナル版が制作されてからそれほど期間が経っていない作品をリメイクすることをしばしば。リメイクが発表されるたびに、オリジナルに出演していた俳優からは辛口のコメントが出されている。