宮崎と勝地はバカップル!?「僕は宮崎あおいに捕まりたい」と絶叫!
宮藤官九郎監督最新作、映画『少年メリケンサック』で、ラブラブの恋人同士を弾けた演技で熱演している宮崎あおいと勝地涼が、共演の感想やお互いの魅力などについて語った。
今回が5度目の共演となることから、二人とも打ち解けた雰囲気。レコード会社に勤め、ミュージシャンを目指す彼氏を支えるヒロインを演じた宮崎は、「何の気兼ねもなくできました」と撮影当時を語る。劇中の抱きついたり、熱いまなざしを送ったりというラブラブの演技については、「自分たちで自由に演じさせてもらいました。会話より演技でキャッチボールする感じでした」とデレデレなカップルはお互いの阿吽(あうん)の呼吸で演じたことを教えてくれた。一見ヒモ風の癒し系の彼氏を演じた勝地も、「ベースでお互いのことを知っていないと恋人役は難しい」と語り、宮崎同様昔からの知り合いだからこそうまく演じることができたと分析した。
そんな通じ合うものがある二人だが、お互いをどう思っているのだろうか? 年齢的には宮崎より年下の勝地は、「僕はいつもあおいさんにイジメられています(笑)」とうれしそうに答えた。それを受け宮崎は「イジメっていっても、愛のあるイジリです。勝地君はまじめな性格なので、そのまじめさが面白くて(笑)。」とふざけ合う二人の様子に、仲の良さがうかがえた。
最後に、6度目の共演があるとしたらどんな役がいいか聞くと、宮崎は「今までカップル役が多かったので、今度は別の間柄がいいです」と新たな二人の可能性を期待していた。一方の勝地は「仲が悪い役がいい! 僕が犯人で、あおいさんが刑事なんていいですね。僕は宮崎あおいに捕まりたいです(笑)!」と思いもよらない願望を告白して、宮崎を笑わせ、劇中のバカップルぶりに負けないほどの相性の良さがにじみ出ていた。
『少年メリケンサック』は、宮崎ふんするヒロインのかんなが、ひょんなことから発掘した中年オヤジのパンクバンドをメジャーデビューさせるという破天荒なロードムービー。中年オヤジにふんした佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城たちのパンク姿も話題だが、宮崎と勝地の弾けたラブラブカップルぶりも見逃せない。
映画『少年メリケンサック』は全国公開中