松雪泰子のナマ脚が美しすぎる!会場の視線が集中!『余命』が初日で大盛況!
7日、映画『余命』が公開初日を迎え、出演の松雪泰子、椎名桔平、奥貫薫、宮崎美子、そして生野慈朗監督が新宿バルト9で舞台あいさつを行った。
ベージュのブラウスにオフホワイトのミニスカートという春らしい装いで姿を現した松雪。細く美しい生脚に会場の視線は集中した。「初めて脚本を読んだときの感想は?」とMCから質問を受けると、「命を扱ったメッセージ性の強い作品で、難役だなあと思いましたね」と本音がポロリ。演技をする上で気を付けたことは、「静かにシーンが進む中、主人公・滴の感情の移り変わりを丁寧に表現しながら、彼女の生き様を繊細(せんさい)に演じられればと思いました」と冷静にコメントした。
それとは逆に、夫役の椎名は「初めて脚本を読んだときから泣けて泣けて。もうだめでした」と苦笑い。撮影に入ってからも、椎名の涙腺はゆるみっぱなしだったらしく、「特に夫婦で海岸に立つシーンを撮影するとき、カメラテストで滴の声を聞いただけで、涙があふれ出てきてテストにならなかったんです。見かねた監督から『もうテストやめて本番行っちゃいましょう』と言われて」と笑いながら話した。
最後に松雪は「本作を通して、今ある瞬間を大切に生きようと改めて思うようになりました。今はすべての瞬間がいとおしく感じます。タイトルは余命ですが、生命力を感じられるとてもポジティブな作品です」とその魅力をPRした。
本作は、38歳の外科医・滴(松雪)が結婚10年目にして待望の赤ちゃんを授かるが、その直後、乳がんを患っていることが判明。子どもをあきらめ、治療に専念するか、がんの進行を早めることになっても子どもを産むか。病を知り尽くした滴が下した壮絶な決断とは果たして……。
映画『余命』は新宿バルト9ほかにて全国公開中