秋元順子、「夢に年齢は関係ない、絶対にあきらめないで!」
16日、駐日ノルウェー王国大使館にて映画『ホルテンさんのはじめての冒険』公開記念・スペシャルトークイベントが行われ、歌手の秋元順子が登場した。
58歳でメジャーデビューし、昨年は紅白歌合戦に史上歴代最高齢で初出場とまさに“熟年希望の星”である秋元は、定年を迎えたホルテンさんが最終日に大寝坊をしたことから人生が一転し、新たな一歩を踏み出す本作を鑑賞して大感動。「自分の人生と重なりました。ホルテンさんは67歳、わたしは61歳です。若いときこうなるなんて、まったく想像できなかった。何かのきっかけで次に踏み出すチャンスは、いつもそこに待っている。考え方を変えることで、いつだってスタートできるんですよね!」と瞳を輝かせた。
そんな秋元は映画イベントに参加することも今回が初めて。「とても緊張しています。一曲歌ってしまえば楽になれるかも」と本音をポロリ。しかし「映画が大好きで大好きで。時間が許す限り観ています。まさかこんな機会があるなんて思わなかったけれど、いつどんなことが起きるかわからない。だからいろいろな番組も、今日のような経験も、いつも自分の持てる力をすべて出して、皆さんに喜んでもらいたい」と語り、最後は「自分の思いをしっかり持ち、勇気を出せれば必ず一歩は踏み出せる。ホルテンさんのように定年を迎えたとしても、やりたいことは絶対あきらめないで!」と力強いメッセージを送った。
『ホルテンさんのはじめての冒険』は、列車運転士のホルテン(ボード・オーヴェ)が、約40年間まじめに働き定年を迎えた退職の日に列車に乗り遅れ、相次ぐ事件に巻き込まれていく物語。初めての冒険で自分を見つめ直す主人公を通して、新たな一歩を踏み出す人に、「何ごとも遅過ぎることは決してない」とエールを送る、勇気と感動の作品だ。
映画『ホルテンさんのはじめての冒険』は2月21日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国公開