アカデミー賞の下馬評が激変!?賞に投票した会員たちが口を滑らせた…!
第81回アカデミー賞
アカデミー会員たちの投票はとっくに終了しているのだが、会員たちも人の子、投票結果は他言無用というアカデミー協会の掟はあるものの、友人知人にさりげなく投票内容を伝えたことを総合するとアカデミー賞直前になって、諸々の下馬評が激変しつつあることがわかった。
これまでは、映画『スラムドッグ$ミリオネア』の独走状態だったが、ここへきて、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が作品賞を取るのではないかという“予想”が高まってきている。『スラムドッグ$ミリオネア』があちこちで映画賞を総なめにしている事への反動では……との見方も出ており興味深い。
アカデミー主演男優賞予想においても一時期オスカー受賞前評判の最前線を突っ走っていた映画『ミルク』のショーン・ペンと『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピットが後退の兆しを見せており、現在の受賞予想は『レスラー』のミッキー・ロークが有力と言われ始めている。
これに加えてABCネットワークのニュース番組が、アカデミー賞を翌日に控えた2月21日(日)、視聴者を対象にしたアカデミー賞作品賞予想を発表した。ABCと言えばアカデミー賞独占放映権を持っているネットワーク局である。その結果によると、視聴者のアカデミー作品賞予想第1位は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で、応募総数の33%がアカデミー賞を取ると予想した。
続いて2位は、世界中の映画賞を総なめにしつつある『スラムドッグ$ミリオネア』。総数の21%が作品賞を取ると答えた。
3位は、10%で『フロスト×ニクソン』、4位が9%で、ケイト・ウインスレット主演の『愛を読むひと』、そして5位が8%で、ショーン・ペン主演の『ミルク』だった。(残りのパーセンテージは、どの作品が受賞するかわからないの解答)