成宮寛貴、あまりの寒さに「一皮めくれた」と暴走?
2日、吉本興業東京本部にて、映画『ドロップ』の完成会見が行われ、本作で監督デビューを飾った品川ヒロシ監督こと、お笑いコンビ品川庄司の品川祐と、主演の成宮寛貴、水嶋ヒロ、本仮屋ユイカ、中越典子が登壇した。
北からの強風が吹き付ける中、中庭で行われた記者会見。20分足らずという短い時間だったが、薄手の格好で登場したキャスト一同は寒さをこらえながら質疑応答に臨み、寒さのあまり口がまわらない成宮を、品川が「寒いからね」とフォローする一幕も。水嶋に至っては、「僕は人より体脂肪がすごく少ないので……。でも、一生懸命喋ります。体の震えが止まらないのは、お許しください」と開口一番ことわりを入れたが、実際にははた目にも明らかなほどプルプルと震えており、思わず「寒いっ!」と悲鳴をあげるほどだった。
それでも、一同は和気あいあいと撮影を振り返り、品川がモデルのヒロシを演じた成宮は、「(品川と)トイレにも一緒に行ったし、いつもそばにいた」と告白。自身についても「この映画で、一皮も二皮もめくれました」と猛烈アピールしたが、すかさず「めくれたじゃなくて、むけた、ね(笑)」と品川から突っ込みを入れられると大爆笑した。さらに、ヒロシの姉を演じた中越の「石が好き」という不思議な趣味を、「宝石とかじゃなくて、その辺に落ちてる石ですよ! この石がいいのって眺めるんですよ」と暴露した成宮に対し「たしかに石は好きだけど、あんたも蝶が好きとか言ってたじゃない!」と中越がキレて言い返すという、姉弟喧嘩さながらの光景を繰り広げ、水嶋が「まぁまぁ……」となだめたりと、最後まで笑いの絶えない会見となった。
映画『ドロップ』は、お笑いコンビ・品川庄司として活躍する品川が、品川ヒロシとして原作・脚本・監督を手がけた入魂の一作。自身の中学時代の経験を基に、不良に憧れる中学生がさまざまな経験を経て成長する姿を描いた青春映画。
映画『ドロップ』は3月20日より角川シネマ新宿ほかにて全国公開